文化レベルの高さ

2015年11月4日|カテゴリー「スタッフブログ

こんにちは、ナビゲーターの後藤です。芸術の秋ということで京都へ美術勉強に行かせていただきました。なんといっても、今話題になっているのが京都国立博物館で開催中の琳派誕生400年記念展覧会です。前から行きたかったので休みに合わせて計画していました。それはそれは素晴らしい内容で、一見の価値ありといった感じでした。せっかく京都に来たのですから時間の許す限り色々と見て回ろうとあちこち足をのばしました。建物を見て回るのも良いなと思い、三十三間堂に立ち寄りました。中に安置されている1000体の観音様も素晴らしいのですが、建物の凄さに圧倒されました!柱間33の長い建物で全長120mはカメラのフレームに収まりきらないのが残念です。とにかく今から850年も前に同じ人間が建てたなんて想像ができないです。美術館の作品にしろ建物にしろその文化レベルの高さはどこから来るのでしょうか、先人の残した作品は実物として現存していますが研ぎ澄まされた感性はそのまま遠い昔に置き去りになってしまったのか、そんな感想が浮かびました。

縮小三十三間堂