なぜトゲがある?

2016年5月16日|カテゴリー「スタッフブログ

こんにちは、ナビゲーターの後藤です。晴れると暑い、雨降りは肌寒い、この季節は出かけるときの服装に非常に気を使いますね。朝のせわしいときに、服装の判断を一瞬でしなければなりません、それで人間は過去の経験から反射的に判断する能力を身に着けています。そうすることで余計な頭脳を使わなくて済むからなのだそうです。人間は頭の発達した動物ですが、考えたり、頭を使うことを生理的に避ける傾向があるということです。ですから、とっさの判断は必ず過去の経験に左右されるのです。バラの花を見たら綺麗だなと思うのと同時に、トゲがあるから痛い・触らない方がいい!という具合に判断がされるという事でしょうか。 話はバラのことになりますが、約一年前に我が家の庭にバラを植えることになり、せっかくだからバラのトンネルにしたいと切望され、頑張って手づくりでアーチの骨組みを造りツルバラを絡ませました。まだまだ一年ではトンネルというには程遠いですが、着実に伸びてきています。剪定の手間もかかりますが綺麗な花を咲かせました。しかし、剪定やツルの誘導の時に厄介なのがトゲ!

縮小バラのトゲ

急いで作業したりすると、いつもけがをさせられます。バラの手入れを専門にされる人は専用の皮手袋をして作業するそうですが、うちにはありませんのでいつも素手で勝負しています。そんなに我を張る必要はないのですが・・・ところでどうしてバラにはトゲがあるのでしょうか?この質問に対して明確な答えは実はないそうです。よく言われる外敵などから身を守るためというのは違うそうです。トゲでひるむのは人間ぐらいで、バラを食べる虫はトゲには一切影響を受けませんし、草食動物のヤギやキリンも問題なくむしゃむしゃ食べてしまうそうです。痛くても顔に出さないだけかもしれませんが結果的に防御装置にはなっていないという事です。中でも有力な説に、他の植物にトゲが引っかかればその植物が成長する事で自分の届かない場所に枝を伸ばして日照を確保できるというのがあるそうです。それにしてもトゲは鋭すぎですね。